MANAFON / デヴィッド・シルヴィアン

- レンタル開始日:
- 2011年02月01日
- 収録時間:
- 全体の平均評価点:
- 累計評価件数:
イントロダクション
(7)は、米北東部の小さな村で隠遁者のように過ごしながら数多くの詩を創作した詩人のことを歌った曲。エミリー・ディキンソンといえば、デイヴィッド・シルヴィアンと生前交流があった武満徹は、「そして、それが風であることを知った」という彼女の詩の一節をモチーフにした曲を遺している。このことを踏まえて耳を傾けると、雅楽的な響きがする(7)は、武満へのオマージュのようにも思える。本作は、基本的には近年の代表作『ブレミッシュ』(2003年)の延長線上にある。ただし、これまでにも増して武満徹やモートン・フェルドマンなどを連想させる部分が目につくし、同時にとうとう枯淡の境地に達したという感を抱く。モノクロームでありながら、深みがあり、静謐。米法山水の画法で心象風景を描いたような音楽。武満徹の著作の題名を引用するなら、“沈黙と測りあえるほどに”美しい音楽である。エヴァン・パーカーやAMMのジョン・ティルバリーなどが参加。無論、これは独りで向き合うべき音楽だ。 (渡辺 亨)
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本作品には以下タイトルは収録されておりません。
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【未収録タイトル】
10 RANDOM ACTS OF SENSELESS VIOLENCE (日本盤のみのボーナス・トラック) 6分22秒
詳細情報
- 記番
- SADH16
- レンタル開始日
- 2011年02月01日
- 在庫枚数
- 5枚
- 1位登録者
- 0人
- 2位登録者
- 0人
- 曲目
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1. SMALL METAL GODS
2. THE RABBIT SKINNER
3. RANDOM ACTS OF SENSELESS VIOLENCE
4. THE GREATEST LIVING ENGLISHMAN
5. 125 SPHERES
6. SNOW WHITE IN APPALACHIA
7. EMILY DICKINSON
8. THE DEPARTMENT OF DEAD LETTERS
9. MANAFON